「うちの⼦、スマホやテレビを⾒すぎていないかな…」
そんな⼼配、きっとしたことありますよね。
でも、最新の研究では「時間より、どう使うか」の⽅が⼤切だとわかってきました。
100本の論文をまとめてわかったこと
・2024年に国際医学誌に掲載されたこの研究は、100本の論文を統合した大規模な系統的レビューです。
・対象となった子ども:6歳未満の定型発達の子ども
テーマは「スクリーンの使い⽅の質が、⼦どもの発達にどう影響するか」
これまでの研究は「1⽇何時間⾒るか」という時間に注⽬してきました。でもこの研究 は、誰と⾒るか・何を⾒るか・どんな状況で⾒るかという「質」に着⽬したのです。
気をつけたい使い⽅
📺ひとりで⻑時間の番組視聴
→⾔語発達や認知機能、行動面への弱いマイナスの関連がありました。
📡背景でテレビをつけたまま
→⼦どもの集中⼒や認知発達に弱いマイナスの関連がありました。
📱遊び中‧⾷事中の親のスマホ
→⼦どもの情緒‧⾏動⾯に弱いマイナスの関連がありました。
⚠️年齢に合わないコンテンツ
→暴⼒シーンや⼤⼈向け番組は⾏動⾯への影響と関連していました。
実は発達によい使い⽅もある
・親と⼀緒に⾒る(共視聴)→認知発達とプラスの関連が⽰されました。
💡「なんで?」「どう思う?」と話しながら⾒るのが特におすすめです。
・スクリーン⾃体が悪いわけではありません。
・「⼀緒に・内容を選んで・関わりながら」使うことで、発達への影響は⼤きく変わります。
「でも、効果は⼩さいんでしょ?」
・正直に⾔うと、この研究で⽰された影響の⼤きさ(効果量)は⼩さいものでした。これは「スクリーンの影響が弱い」のではなく、⼦どもの発達には他にも養育環境‧家庭‧社会経済的状況など、たくさんの要因が絡み合っているからです。
・また、同じくらいの効果量で、スクリーンタイムと⾔語発達や学業成績の関係を調べた研究も「重要」として扱われています。つまり、「⼩さいから無視していい」とはならないのです。
🌸今⽇からできること🌸
✓ ⼦どもの年齢に合ったコンテンツを選ぶ
✓ できるだけ⼀緒に⾒て、内容について話す
✓ 遊びや⾷事中は親もスマホをそっと置く
👉「スクリーンは量より質」
完璧にしなくていいんです。ちょっとした関わり⽅の⼯夫が、
⼦どもの発達を支えてくれます。
※本記事は「Early Childhood Screen Use Contexts and Cognitive and Psychosocial
Outcomes: A Systematic Review and Meta-analysis」(JAMA Pediatrics, 2024)をもとに作成しました。効果量は⼩〜中程度であり、因果関係を断定するものではありません。

